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自身も日々学びながら、三人の子育てと両立中。

四季の森なごみ
2019年入職
松本 沙耶香
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約10年の病院勤務を経て、晴れて施設看護師としてデビュー。
施設勤務は医師が常駐していないことなどからややハードルが高く、10年ほど病院で経験を積んだのち、恵生会にて晴れて施設看護師となりました。現在、『四季の森なごみ』で入所の利用者さんのケアを担当しています。実は、今年第三子の育児休暇から復帰したばかり。日勤のみで残業がほとんどないうえ、入所は二人体制での勤務なので、三人の子どもを持つ親としてはとても助かっています。
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のびのび過ごしてもらえる生活の場であり続けたい。
利用者さんが安全に、安心して過ごせるようケアを行うことは常に心がけています。転倒による怪我やそれぞれの方が抱える病気への対策などがそれに該当するのですが、同時に、窮屈な思いをすることなくのびのびと過ごしてもらうことにも重きを置いています。ここはあくまでも生活の場。それが、今まで勤めてきた病院との大きな違いだと実感しています。
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同じ施設看護師だった母。周囲から頼られていたその背中に追いつきたい。
病院勤務を経験していたとはいえ、やはり「医師が常駐していない」という状況には、なかなかすぐには慣れませんでした。入職当時は先輩にサポートいただきましたし、今も何か起きたときの緊急搬送などは判断が難しく、日々勉強だと感じています。私の母も施設看護師として働いていた経歴があり、周囲から頼りにされている姿に幼い頃から憧れを抱いていました。今は、その背中に近づけるよう特訓中といったところです。

Q&A

Q.
スキルアップについて教えてください。
A.
利用者さんに安全に過ごしてもらうため、欠かせないのは、生活支援員や理学療法士、栄養士など他職種の職員との連携です。当施設では月に一度のケース会議のほか、必要に応じて集まり互いに専門家として意見交換ができ、「チームで仕事をしている」という実感が得られるだけでなく、施設看護師としてのスキルアップにもつながっています。
Q.
恵生会で働く魅力は?
A.
当施設の強みは、なんといっても人間関係の良さ。生活支援員の方をはじめ、みんなが和気あいあいとしているので、新たに入職される方も打ち解けやすいのではないでしょうか。職員が笑顔でいると利用者さんも心地良く過ごすことができますし、それは逆も然りです。働いていて、とても良い循環ができていると感じます。
Q.
施設看護師ならではのやりがいは?
A.
私は入職後1年ほどで育児休暇に入ったこともあり、施設の看護師としての業務を完全にマスターするにはもう少し時間が必要ですが、利用者さんが毎日楽しそうに過ごされている姿という、病院勤務ではなかなか見られなかった光景を目にできることはやはりとてもうれしく、仕事を通して感じているやりがいでもあります。医療の場から、生活の場へ。求められるケアの内容など、自分の中でスイッチを切り替えながら、これからも変わらず安全と安心を提供していきたいです。

ONE DAY

1日の流れ
8:30
出勤・バイタルチェック
朝は入浴を予定している方のバイタルチェックからスタート。その後、前日の記録に目を通します。
9:00
申し送り
夜勤職員より申し送りを受けます。
9:30
処置
内服薬の補充と並行し、順次処置をおこないます。
12:00
昼食
昼休憩は1時間。しっかりと食べ午後に備えます。
13:00
処置
午前中に引き続き処置を再開。
14:00
記録
実施したケア内容を記録します。
15:00
受診介助
定期的にお医者様による往診があり、その介助や指示受けもおこないます。
16:00
申し送り
夜勤職員へ申し送りをします。その後、残りの業務に取り掛かります。
17:30
退勤
残業はほとんどなし。本日もお疲れ様でした。

OFF TIME

職員のオフタイム
仕事のある日はなかなか満足に確保できない分、休日は子どもたちと過ごす時間を大切にしています。親子ともどもワークショップが好きで、感染症拡大以前は料理教室やアイシングクッキー作りなどに参加していました。家で過ごすことが増えた今は、私が音楽全般を好きなこともありよく曲を流しています。最近よく聴くのは、世界的人気を誇る海外の男性ヒップホップグループの曲。子どもたちと一緒に、音楽に合わせて踊るなどして楽しんでいます。
取材日:2022年1月

わたしたちは、ご家族の
一番の味方であり続けます。

ご相談や見学など、どんな小さなことでもお気軽にご連絡ください。

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